どうもアクセルです。
数年前は、自分自身、リンク至上主義でサイト設計なんて考えた事もありませんでした。
しかし、Googleはこのリンク至上主義の世界を終わらせるために、リンクペナルティーを発動させることにしました。
とは言ってもこのリンクペナルティーは、後付けで発動するので、強いドメインパワーをもった中古ドメインは未だに短期間で上位表示します。
この短期的な効果だけを見ると「未だに中古ドメインは強い」みたいな風潮になっていますが、果たして本当でしょうか?
現在とある法人のサイトのSEOコンサルをやっています。
AhrefsというツールでDRランクを見るとDRが70近いです。
以前は、とあるビッグキーワード(1語)でかつては当然のように1位だったと聞いています。
しかし、2018年の3月のアップデートを境に順位はどんどん下落し、自分がSEOコンサルを引き受けるころには、40位以下になっていました。
現在、サイト設計とコンテンツに見直しを中心に上位奪還に動いています。
一方、現在、狙っているビッグキーワード(1語)で1位のサイトは、DR30ほどです。
DRランクがGoogleでのドメインの評価と全く同じではないと思いますが、参考値ぐらいにはなると思います。
DR | 参照ドメイン | |
コンサル先のサイト | 69 | 205 |
ライバルサイト | 31 | 5 |
法人コンサルをしているサイトとターゲットワードで1位のライバルはDRランクが2倍以上差があるにも関わらず、大きく負けています。
また、被リンクのドメイン数も40倍近く違います。
このことを考えると現在のSEOは、リンク至上主義から方針転換しなければならないのは間違いないと思います。
誤解のないように言っておきますが、リンクやドメインパワー自体を否定しているわけではありません。
先ほどの2つのサイトを改めて比較してみましょう。
オーガニックキーワード | オーガニックトラフィック | |
コンサル先のサイト | 15000 | 842 |
ライバルサイト | 644 | 10500 |
オーガニックキーワードはGoogleで100位以内に入っているキーワードを示しています。
また、オーガニックトラフィックは、いわゆるPVです。
もちろん、 Ahrefsの数値が必ずしても実際のGoogleと一致しているわけではありませんが、2サイトを比較するという意味においては、問題ないと思います。
コンサル先のサイトは、さすがにドメインパワーが強いので、いろいろなワードでの上位表示がしやすい状況です。
その証拠にライバルサイトの20倍以上のワードで100位以内にランクインしています。
また、実際、新しいページを作ると難しいワードでなければ、弊社が作った記事であれば、即日で100位以内に入ることができます。
それにもかかわず、オーガニックトラフィック(PV)では、10倍以上負けています。
上位表示しているワードでは20倍以上勝っているのにPVでは10倍負けている理由は、きわめて簡単です。
ライバルサイトがPVをたくさん集めるワードで上位をとっているからです。
言い換えれば、ターゲットワードで1位を取っているからという当たり前のことなのです。
ライバルサイトは、PVで10倍以上の差があり、順位も検索エンジンの変動があっても1位から全く動きません。
この状態を覆すためには、トップページを修正しているだけでは到底無理です。
1位を奪還するにはサイト設計からやり直しをする必要があります。
ちなみに、このサイトに関しては、これ以上ドメインパワーをあげるような事をやっても無意味なので、リンク施策は全くやっていません。
DRが70近くあれば本来であればたいていのワードで上位表示できるはずですから。
SEOコンサルでやっていることは次の3つです。
・狙っているワードと関連性が深いワードを見つける ・狙っているワードとカニばらないけどペルソナが同じワードを見つける ・支えるページからトップページに内部リンクする |
もちろん、上位表示する記事が書けることは大前提です。
個別ページで狙うワードは、2ページ目、できれば1ページに入ることが必須です。
それができないようでは、内部リンクはできませんから。
サイト設計が全てとは全く言いませんが、Googleはどういうサイトを評価して、どういうサイトは順位を下げるのか?という事に気づけたのは、寺子屋式サイト設計であることは間違いありません。
寺子屋式でSEOコンサルをやっているのは、弊社だけだと思います。
ぜひ、ご検討ください。
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