寺子屋式のサイト設計の基本の5記事で上位表示できない場合3

寺子屋式のサイト設計の基本の5記事で上位表示できない場合3

どうもアクセルです。

寺子屋式のサイト設計(物販アフィリエイト)は基本は、トップページ+5記事で完成です。

サイト設計の方法はこちらをご覧ください。

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Googleは辞書にないキーワードの意味を知っている

最近のGoogleはユーザーの検索行動から、ワードとワードの関連性を見ているように思います。

例えば、国語辞典に「マカナが葉酸サプリである」ということは書いてありません。

でも、Googleはマカナがなんらかのデータで妊活サプリであることはわかっています。

 

2019年7月4日に「マカナ」と検索した結果です。

ハワイアンジュエリー マカナ | Makana | 結婚指輪・婚約指輪ハワイアンジュエリー
マカナ – Wikipediaウィキペディア
【口コミ】マカナ(makana) – 葉酸サプリ葉酸サプリ(アフィリサイト)
マカナ(MAKANA)|ホットペッパービューティー美容院(ホットペッパー)
#マカナ hashtag on Twitterツイッターハッシュタグ
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MAKANA マカナ | 静岡市 婚約指輪・結婚指輪専門店 TIARA静岡 …ハワイアンジュエリー
マカナ: 本 – Amazon.co.jp漫画家さん

もちろんタイトルタグに入っていたとか、被リンクのアンカーテキストに入っているとか、そういう事も考える事もできますが、検索結果を見る限りは、それだけではないと思います。

やはりマカナ=葉酸サプリであると知っているように思います。

(一般的に、マカナはハワイアンジュエリーや結婚指輪の意味で使われています。)

 

ということは、専門家や詳しい人からは明らかに違うワードであっても、ワードの意味を多くの人が誤解するとそれがGoogleの答えになってしまうのです。

これが検索結果を見ないで、知識だけで専門的な記事を書く人の盲点となると考えています。

 

現在、数社の企業のSEOコンサルをほそぼそとさせていただいておりますが、当然のことながら明らかにそのジャンルの知識は自分より何倍も優れています。

ジャンルで疑問に思ったことを聞けば即答できます。

しかし、そういうレベルの人でも検索結果を見ていないので、なかなか上位表示ができません。

 

この原因は一言で言ってしまえば、キーワード選定が間違っているからになります。

いかに検索結果をリサーチをして、狙うワードを決めるかが今後ますます重要になります。

ちなみに、葉酸サプリの名称が、「マカナ」という商品名で良かったのか?というのは言及しないでおきます。

 

キーワードのカニバリの解消は急務

今まで、重複コンテンツは絶対にダメだ!みたいな感覚でサイトを作っていましたが、ちょっと違ってみたいです。

訂正します。

NGなのは、キーワードのカニバリでした。

 

先ほどの話と関連していますが、Googleは辞書に載っていないキーワードの意味を知ろうとしています。

検索ユーザーのなんらかのデータを元にです。

このデータがなんなのかは知ったところでビッグデータすぎて対応できないので、正直どうでもいいのですが、とにかく新しい商品などがなんのジャンルのものであるとか、どんな悩みの人に良いのか?みたいな事を知ろうとしてくるんです。

 

おそらくなんですけど、キーワードとキーワードの関連性のようなものを見ていると思っているんです。

この仮説が正しければ、なぜキーワードのカニバリが増えたかが説明できます。

今までのGoogleは、キーワードの関連性の広さというか許容が狭かったので、カニバリを気にする必要はありませんでした。

しかし、最近は、関連があるキーワードを広くとってきたために関連しているワードの数が増えたのではないかと思います。

 

キーワードのカニバリに気づいた理由

この事に気づいたのは、DR70程度ある企業のサイトのコンサルをやっていたからです。

これだけドメインが強いと上位表示しやすいのも感じましたが、それ以上に、サーチコンソールを見て驚きました。

それは検索クエリの種類の多さです。

100位以内に入っているワードのわりに検索クエリが多いなあと思いました。

 

さらに詳しく見てみるとタイトルタグやHタグにあるワードはもちろん、テキストにある関連性が高そうなワードまで上位表示していました。

例えば、通販系の会社なのでクレジットカード決済の事が全てのページのフッターに書いてありました。

これが悪かったみたいで、全く違うジャンルなのに、アイフル、キャッシング関連のワードで上位表示してしまっていました。

この部分を画像にしたら、アイフル、キャッシング系のワードは100位圏外になりました。

 

他にも具体的には言えませんが、脱毛、育毛剤、引っ越し、健康食品などの商標ワードでも100以内に何ワードもありました。

こちらは現在も全部は解消されていませんが9割以上は100位圏外になりました。

正直、関連してるワードの特定が難しいからです。

ドメインが強いサイトのデメリットです。

 

でも、その結果、オーガニックトラフィックが952しかなかったものが2400まで増えました。

今後もますます増えていくと思います。

 

キーワードのカニバリの対処法

タイトルを変更する

一番てっとり早いのはタイトルを変える事です。

これが一番効果があります。

例えば、トップページと個別ページがカニばっているときは、個別ページかトップページのどちらかを変更します。

どちらが良いのかは、ケースバイケースなのでなんとも言えませんが。

 

個別ページを変えようがトップページを変えようがとにかくカニバリを解消できれば、それぞれのページが適切に評価され、どちかのページか両方のページで順位があがり、結果、PVを増やすこともできます。

タイトルを変えるとサイトが一時的に飛ぶこともありますが、やがて戻ってくるのであまり気にしません。

ページを統合する

タイトル変更だけではどうしてもカニバリが解消できない場合はページ同士の統合も考えましょう。

図の場合は、ペルソナ1の記事にペルソナ2の記事に統合された状態になっています。

この場合は、個別ページ同士の統合ですが、トップページに統合することも多々あります。

 

また、削除したページから統合したページに301リダイレクトは絶対にしないでください。

301リダイレクトは統合ではなく置き換えです。

 

まとめ

たった6記事(トップページ+ペルソナ5記事)でさえカニバリがおきます。

数10ページ、数100ページでカニバリが起きないなんてことはまずありません。

また、適切にタイトルタグの変更やページの統合をするためには、サイト設計がないとまず無理です。

ただ、サイトが落ちていくのを眺めているしかありません。

 

カニバリ解消のためにミニサイトにしたわけでもないですし、サイト設計をしていたわけではありませんが、結果、そういう事になりました。

寺子屋式のサイトは、カニバリを解消がしやすいサイト構造で変動が起きても上位表示を維持することができます。

 

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