どうもアクセルです。
社員を雇って、りっぱな事務所を構えて組織化しているアフィリエイターってあこがれてしまいますよね。
まさに成功者という感じです。
でも、うちは、組織化しません。
組織化していないというより、組織化できないという方が正しいかもしれませんが。
自分は、専業アフィリエイターになる前の仕事が嫌いじゃなくて、むしろ好きでした。
給料は労働の割に安くて、サービス残業ありまくりのブラックだったけど。
人間関係は良くて、ボーナスも出ていたので、このまま一生働いていくつもりでした。
でも、結婚して1年後に長女がハンデをもって生まれて、ちょっと人生設計を変更せざるをえませんでした。
それまでは子供が生れても夫婦ふたりで共働きで、じいじとばあばに子供を預けてガンガン働くつもりでした。
でも、長女の療育などで、妻は仕事を辞めざるを得なくなり、共働きは夢になってしまいました。
同時期に、妻の母(義理の母)が若年性アルツハイマーになりました。
今度は、義理の父も介護のために仕事を辞めなければならない事になってしまいました。
義理の兄は結婚していなくて同居していたので、なんとか妻の実家の家計は守られている状況でしたが、義理の母の治療費が貯金を減らしていく状況でした。
この時点では、妻の実家に居候していたので、焦りしかなかったです。
2つの家庭の働き手が2名いなくなったことで、自分は副収入をせざるを得なくなりました。
それがアフィリエイトとの出会いでした。
自宅でできるものであれば、投資でも転売でもなんでもよかったのですが、なぜかアフィリエイトに魅力を感じました。
早速、ドメインとサーバーをクレジットカードで購入しました。
2005年9月6日のことです。
そういった事情もあり、自分には社員を教育している時間もなければ、社内の事を会議で決める時間もありません。
少なくとも今は、子育てをしていく時間を大事にしたいです。
もちろん、妻との時間も。
やはり組織化は、しないつもりです。
稼げればなんでも良いという人は、組織化はありだと思いいます。
あとは、誰かと一緒に楽しく仕事したい人も組織化は向いていると思います。
でも、うちの会社は、
・今の検索エンジンの変動をコンテンツで追いかける方法(相対的なSEO)
・しっかりとリサーチをしてこの世にないサイトを作る(ユーザー目線)
・収益を上げる(アフィリエイト)
ということがテーマなのでなかなか厳しいです。
過去には、なんどもライターさんに記事を書いてもらいましたが、どうしてもライターさんの記事では満足できなかったのです。
たぶん、文章力はあるのでしょうけど、狙ったワードで上位表示できない記事(SEOに弱い)ばかりになってしまったので、ライターへの記事依頼は、諦めました。
本当は、ライターさんも教育すれば、自分たちの思うような記事を書いてもらう事も可能なんでしょうけど、残念ながらそのための時間が自分たちにありません。
素直に力不足だと思います。
個人のアフィリエイターとして、才能にあふれ、素晴らしい記事を書いていたのに、組織化すると質が低下した記事でサイト公開している人を見るとちょっと残念に思います。
組織化するためには、社員に理解できる型が必要になってきますから、当然でしょうけど。
そして、キーワードだけを渡せば、自分で検索意図をしっかりリサーチして記事が書け、上位表示できる記事が書けるライターさんは、ほぼいないと思います。
これができる人は、アフィリエイターになれますからw
寺子屋では、これが自分でできるようになるので、今後も稼ぎ続けるアフィリエイターになると信じています。
なので組織化にはある程度のレベルで妥協する型が必要なのです。
型があれば、チェックする人も自分でなくても良くなっていくでしょう。
自分はこういうステージを目指していないので、今は、組織化していません。
今年の6月から縁があって外注ライターを2名ほど雇うことにしました。
長女がお世話になっている施設の従業員さんの社会勉強として社長さんから頼まれたので、断れませんでした。
地域貢献というか、わずかばかりの恩返しのつもりです。
ただ、引き受けるからには、ボランティアではなく、外注としての働きが会社の利益にならないと困ると思ったので、わがままを言って学歴で選ばしてもらいました。
記事作成の理解力と文章力は最初から全く問題ありませんでしたし、ブラインドタッチも当たり前のようにできました。
今では、一人当たり週に1~2記事ペースであがってきます。
最初は、1記事3000文字ぐらいだったのが、今は2万文字~3万文字になりました。
二人とも理解が早く、質問もほとんどなく、コピペもほぼありません。
非常に優秀です。
ただ、記事の質を落とすと上位表示できないので、リサーチとサイト設計、記事設計までこちらでやっています。
かえって仕事が増えた感がありますが、サイト作りのテストもしているので、寺子屋生に還元できると考え、なんとか頑張っています。
記事設計は、見出しタグの設定とその結論、文中に含めてほしいワードを10個~20個指定しています。
商標サイトですが、すべて寺子屋式です。
この方法だとリサーチとサイト設計、記事設計の手間が結構かかります。
おそらく1記事に15時間ぐらいかかっていたと思います。
今は、結論を書かなくても、見出しタグの設定と文中に含めてほしいワードだけになったのですが、それでも1記事を納品するための準備に10時間ぐらいかかります。
最終的には見出しタグの設定だけで済めばいいのですが、まだだいぶ時間がかかりそうです。
この辺りは大きな課題ですね。
今は、フル外注の寺子屋式で作った2サイト目の商標サイトがようやく完成したところです。
次の商標に行く前に、メインサイトの追加コンテンツを手伝ってもらっていますが、外注さんは、商標サイトのようにはいかず、苦戦しているみたいですが。
続けてくれたらありがたいのですが、特に契約期間はないので、いつ辞めてしまうかわかりませんが、田舎は仕事がないので、おそらく続けてくれるのではないかと思っています。
単価は上げずに、早期納品ボーナスのみでモチベーションアップしてくれるので助かっています。
組織化のデメリットの1つに固定費があります。
アフィリエイトの最大の魅力は利益率の高さです。
極端な話、1月に1千500万の売り上げをあげれば、2月~12月まで報酬0円でも
サーバー代やドメイン代などの経費を除いても平均して月100万円以上になるわけです。
これが人件費と事務所の家賃があったらそうはいきません。
これからも検索エンジンは変化し続けます。
長年やっているアフィリエイターでも変化に対応できない人は廃業に追い込まれています。
それに、社員はついていけるのでしょうか?
一部の天才にはできると思いますが、凡人である自分には無理でした。
副社長と二人で、大きな固定費がないスタイルでほそぼそとアフィリエイターを続けたいと思います。
やはり、アフィリエイトだけの会社の組織化は、向いていないですね。
組織化は結局のところ、向き不向きがあるかと思います。
どうしても達成したい目標金額があったり、集団で仕事をすることに魅力を感じる人はやったらいいと思いますが、その分のデメリットの固定費と教育コストも十分考えた方が良いと思います。
自分のように家庭的な事情がある人は、やめた方が良いかなって思います。
個人的には、本当の自由とは大金を稼ぐことではなく、「好きな時に、好きな場所で、好きな人と好きなことをする事」だと思っているので、自分は今のスタイルがあっていると思っています。
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